【シニア世代だから気を付けたい】キッチンリフォームの注意点

2025.02.12

姶良市・鹿児島市・霧島市で、住宅リフォーム工事を承っております、碕山建創(さきやまけんそう)です。

新築時から大事に使っているキッチンでも、寿命は長くて20年ほどとされています。
そろそろリフォームかな、と考えている方は、50~60代とシニアの世代が多いので、長くラクに使えるキッチンを考えるのも大切。
年を取ると、今まで快適だったはずのキッチンでも使いにくいと感じるほか、ちょっとしたミスが事故につながりやすくなります。

今回はシニア世代だからこそ気を付けたい、キッチンリフォームの注意点についてまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ シニアでも使いやすいキッチンとは?

シニアでも安心して、そしてラクに使えるキッチンは、以下のような特徴があります。

・万一が起きても安全

キッチンはコンロのほかに包丁などの刃物、お皿といった割れ物が集まっているため、何かの拍子にケガを負う可能性が高いです。
とくに高齢になると、注意力が散漫になりやすく、途中で作業を忘れることもあります。コンロの火を点けたまま、キッチンを離れてしまう方も少なくありません。
時間がたつと火の止まる機構の付いたコンロにしたり、滑りにくい床材へと変更したりすると、安心といえます。

・負担が少ない

高齢になるころには、足腰が衰えて関節を曲げる動作がつらくなりやすいです。
低い位置・高い位置から収納から物を取り出すときや、高さの合わないキッチン台で調理をすると、使いづらさを感じるかもしれません。
現在は身体に負担をかけない、昇降式の戸棚などもあり、工夫次第でより自分の身体に合ったキッチンを実現できるでしょう。

・掃除がしやすい

キッチンは油汚れや水跳ねなど、日常的に汚れの溜まりやすい場所です。
手の届きにくい場所だと、掃除ができないため不衛生になるほか、レンジフードの油汚れが溜まってしまうと、引火して火災に発展することもあります。
なるべく掃除のしやすい、そして汚れの付きにくい素材でできたキッチンを選ぶのがおすすめです。

■ キッチンリフォームの注意点

シニア世代がキッチンリフォームする場合は、以下も考慮すると安心です。

・IHコンロ、安全なガスコンロへの変更

一般的なガスコンロだと、使い方を誤った際の火災が危惧されるものの、IHコンロや音声アシストの付いたガスコンロだと安心です。
IHコンロだと火を使わないほか、必ずしもオール電化に切り替える必要はありません。
IHコンロは合わない、という方にはシニアや認知症の方に配慮したガスコンロもありますので、こちらを取り入れるのもおすすめです。

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・タイルよりもキッチンパネル

壁付きタイプのキッチンは、コンロやシンク周りの壁に汚れ防止のための素材を張ります。
タイルもいいのですが、目地部分に汚れが溜まりやすく、気づくと黒カビが生えて取れないことも。
キッチンパネルなら、汚れが付いてもさっと拭き取りやすいです。

・収納棚は手の届きやすい構造に

収納棚は、ラクに手の届く位置に設置するか、引っ張ると下りてくる昇降式のものがおすすめ。
腰をかがめたり、しゃがんだり、手を大きく伸ばさずに済むため、身体を傷めずに済むでしょう。
できるだけ軽い力で開ける戸や引き出しにすると、よりラクです。

・掃除しやすいレンジフード

レンジフードは、コンロ上にある換気装置です。
現在はお手入れしやすい機能が付いていることも多く、自動洗浄してくれるものもあります。
汚れが溜まると排煙が室内にこもってしまうほか、故障リスクが高まるため、機能性の高いものだと手入れが少なく安心です。

・イスの置けるスペースをつくる

スペースの限られるキッチンですが、イスの置けるスペースがあると便利です。
高齢だと長く立っているのも難しいため、イスを使うシーンが増えます。
折りたたみのイスを使ってもいいですが、イスの収納できるスペースをキッチン下につくってもいいかもしれません。

・ワークトップの高さをショールームで確認する

身長によって、使いやすいキッチンの高さは異なります。
もし、今までのキッチンが使いにくいと感じておりましたら、キッチンメーカーのショールームで高さを確かめてみると、安心でしょう。

・明るい照明にする

シニア世代は視力も低下するため、レシピ本の文字が見にくくなったり、手元がぼんやりしてしまったりします。
リフォームする際は、あわせて照明も明るいものへ変更してみましょう。
照明の数を増やしたり、光の遮りやすい吊戸棚を無くしたりする方法もあります。

■ 姶良市周辺でのキッチンリフォームは「碕山建創」へ!

碕山建創は、姶良市・鹿児島市・霧島市にて、キッチンリフォームをはじめとしたリフォーム工事を承っております。

老朽化したキッチンは、設備機器に不具合が出てうまく使えなくなるほか、汚れが取れないなどのトラブルが頻出します。
一つひとつを修理するよりも、本体を交換したほうが安く済みますので、20年以上使っているキッチンでしたら、ぜひリフォームをご検討くださいませ。

以下のメールフォームより、ご相談・お見積りを受付けております。お気軽にお問い合わせください。
ご相談は無料です。

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■ まとめ

シニアの方がキッチンリフォームをする場合、身体に負担をかけず、お手入れしやすい、安全装置などが付いたキッチンにすると理想的です。
身体的に衰えてくる年齢ですので、キッチン本体以外に照明や床材にも着目して計画すると、失敗しないでしょう。

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