姶良市・鹿児島市・霧島市で、住宅リフォーム工事を承っております、碕山建創(さきやまけんそう)です。
お風呂をリフォームしよう、と考えるきっかけはさまざま。
水漏れしているから、と緊急性の高いものもあれば、カビが生えやすいからそろそろ、と時間をかけられるものもあります。
しかし、気をつけておきたいのが、リフォームをすれば全部解決する、と考えてしまうことです。
方向性を間違えたり、確認が甘かったりすると、「失敗した!」と後悔する場合もあります。
今回はお風呂リフォームを計画するうえでの注意点について、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
■ 金額表示に注意
ユニットバスへリフォームする場合、元のお風呂がタイル張りなどの在来工法か、ユニットバスかにもよりますが、本体と工事費で90~170万円ほどがかかります。
しかし、リフォームのサイト・チラシによっては本体費のみを大きく提示し、あたかもそれがリフォーム全体にかかる費用として紹介しているようなケースも。
本体費だけだと手ごろな価格に見えやすいので、後から工事費を含めると想定よりも高額になってしまった、という失敗があります。
詳細な見積りを取ると全体の費用が分かるため、気になる企業・業者がいれば見積書を作成してもらいましょう。
見積りを取っても、契約までする義務はありませんので、思っていたのと違う場合は断ってもOKです。
■ オプションは使わなくなることも
せっかくリフォームをするなら、便利な設備やアイテムを取り入れたい、と思うかもしれません。
取り入れた結果、普段使いできてお風呂がラクになった、というものならいいのですが、反対に全然使わなくて無駄になったという失敗も意外とあります。
浴室乾燥機は洗濯物を干すのに便利な設備ですが、4時間以上稼働させることから光熱費がかかったり、洗濯物を干せる量に限りがあったりするデメリットがあります。
もし検討する場合は、デメリットなども考慮したほうがいいでしょう。
■ 広いお風呂は人によって向かない?
お風呂をリフォームするにあたり、せっかくなら広いお風呂にしたいという方もいるでしょう。
お風呂を広くできるかどうかはお家にもよりますが、浴槽が間口から入るかどうかも分かれ目になりますので、寸法にも注意が必要です。
玄関・廊下の間口が65~70cm以上、曲がり角は75cm以上ないと、搬入が厳しいでしょう。
また、小さなお子様がいる場合はまだしも、すでに一人で入れる年齢のお子様がいるなら、家族で入れるようなお風呂でなくても大丈夫といえます。
将来的にひとり立ちする可能性もあるため、脚を伸ばせて、1人分の洗い場が確保されるお風呂なら十分でしょう。
■ あわせてリフォームしたほうがいいところもある
お風呂をリフォームするなら、このような部分もいっしょにリフォームするのがおすすめです。
・配管
リフォームは、床や壁を外して中身を確認できるチャンスです。
お風呂に通っている配管も取替えの必要な状態かもしれません。もしリフォーム後に配管から漏水してしまうと、せっかくの新しいお風呂でも一部取り壊して修繕することも。
とくに古い家屋は鉄製の配管であることが多いため、サビ付いていないかどうか確認が必要です。
・窓
窓からはお風呂の熱が逃げやすいです。
そのためせっかく高断熱なお風呂にリフォームしても、窓のせいで効果が半減してしまいます。
一度お風呂をリフォームすると、窓に手を加えることが難しくなるため、このタイミングでの窓の見直しも有効でしょう。
窓を塞がなくても、二重窓にするほか、ガラスが2枚重なったペアガラスの窓にするなど、選択肢は多いです。
・給湯器
給湯器の寿命は10年前後とされています。
お風呂の寿命は15~20年目とされているので、リフォーム時に寿命が重なる場合も考えられます。
また、給湯器をそのまま使い続けることになると、お風呂やリビングにあるリモコンが変わらないため、リフォーム後に浮いた見た目になるかもしれません。
■ 追加費用がかかることもある
リフォームは一度工事に入ってみないと、分からない部分も多いです。
お風呂の場合は、確認してみると水漏れが起きていたり、木材が腐っていたりすることもよくあります。
この場合、追加工事が必要になるため、見積りよりも費用がかかってしまうことが。
お風呂は湿気が発生するため周辺も傷みやすいことから、なるべく余裕のある予算を組んだほうがいいでしょう。
■ 姶良市周辺でのお風呂リフォームは「碕山建創」へ!
碕山建創は、姶良市・鹿児島市・霧島市にて、お風呂リフォームをはじめとしたリフォーム工事を承っております。
老朽化しているお風呂は、湿気で周囲の木材が湿って耐久性が低下している場合もあります。
築20年が経過しているなら、お風呂の寿命ですので、ぜひ前向きにリフォームをご検討くださいませ。
以下のメールフォームより、ご相談・お見積りを受付けております。お気軽にお問い合わせください。
ご相談は無料です。
■ まとめ
お風呂のリフォームでは、金銭的な面や施工内容などに注意を払わないと、思わぬ失敗を招きやすいです。
せっかくの機会なので、お風呂以外にも配管・窓・給湯器といった設備の一新も検討してみましょう。
業者に任せすぎるのは危ないので、一度考えるために立ち止まってみるのも大切です。